出家前に書いた作品

最近、立て続けにDVDレンタルし、映画を観まくってる。一度レンタルすると、本編前に流れる他作品の予告が流れる為、次々に観たい作品が、掘り起こされちゃう。

今回、予告で魅かれちゃった「夏の終り」。瀬戸内寂聴が、まだ出家前の瀬戸内晴美時代に発表した、小説が原作。

年上男と年下男の三角関係に翻弄される、女性を描いてるんだけど、興味深いとこは主人公が本人の実体験を元に、描かれてるところ。

時代背景は、昭和30年代。離婚して女一人で生きる事も大変な時代に、自由奔放に愛へ生きた人生は、凄すぎる。

役を演じたのが、満島ひかりというのがまた良い。この上無き、逞しさを感じます。瀬戸内寂聴氏は、本当に波乱万丈なんだね。まー、自分で選んだ道だけど。